アブストラクト
トヨタ自動車は2008年のリーマンショック、品質問題などの会社存続の危機に立たされながらも2015年3月期には過去最高純利益を記録した。また、燃料電池車を世界で初めて市販し、かつ、年輪的成長を続けようとしている。なぜ、そのような倒産の危機から復活し、成長を続けることができるのか?豊田章男社長のいう真の競争力とは何か?企業の持続的進化要件とは何か?を考察するためのケースである。そのために、創業時代の理念・リーダーシップ、近年のトップマネジメントなどを記述した。また、今後の経営に対する持続的進化要件についても考察できるように、トヨタ自動車のイノベーションに対する考え方、次世代の自動車技術開発動向、燃費規制や金融経済、PriusやMIRAIを開発した技術者の取り組みなどについても記述した。
詳細情報
ケースID | 15-1051 |
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登録 | 2015 |
業界 | 自動車・同附属品製造業 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 34 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |