株式会社デンソー 2015
アブストラクト
世界第2位の自動車部品メーカであるデンソーは、自動車の国内生産減少と海外生産拡大の中で仕入先との関係の見直しが必要になっている。本ケースでは2018年に向けたデンソーのサプライチェーンマネジメント(SCM)戦略、特に仕入先との関係を考察する。仕入先は加工部品を扱うデンソーの仕入先組織「デンソー飛翔会(ひしょうかい)」を対象としている。まず初めにグローバルでの自動車市場と近年大きな変化の兆しのある自動車のモジュール化の動きを理解し、デンソーの置かれた状況を整理する。次にデンソーの仕入先(Tier2)の特徴についてトヨタ自動車の仕入先(Tier1)と比較しながらその違いを明確化する。最後にSCMの再編、将来を共にする仕入先の支援・育成方法を検討し、デンソーのSCM戦略を立案する。
詳細情報
ケースID | 15-1118 |
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登録 | 2015 |
業界 | 自動車・同附属品製造業 |
分析領域 | オペレーションマネジメント |
ページ数 | 27 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |