株式会社 志賀昆蟲普及社 2016
アブストラクト
株式会社 志賀昆蟲普及社は昭和6年に設立された、日本で唯一の昆虫採集・標本器具の専門店である。昭和30年代の『昆虫ブーム』で成長を遂げたものの、現在は年々商品の売上高が低下している。本ケースでは、『昆虫ブーム』の背景等を分析することにより、ニッチな事業領域のKSFを考察する。そして、独占していた市場が全体的に縮小する傾向にある中、どのように新規顧客を開拓してくか、今後の成長のために何をすべきなのかを検討する。また、成長戦略を描くことが出来ず廃業する場合、昆虫採集文化そのものがなくなる可能性があるという社会的責任のあり方も問われる。このような状況下での経営者の考え方についての示唆を与える。
詳細情報
ケースID | 16-1037 |
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登録 | 2016 |
業界 | 他に分類されない小売業 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 20 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |