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Keisei 2016

#ベンチャービジネス #人材紹介サービスビジネス #事業成長


アブストラクト

Keisei株式会社は海外進出人材支援事業を中核に、留学生キャリア育成事業、キャリア教育支援事業、行政向けの各種委託事業を含む人材紹介サービスベンチャー企業である。現在、日本企業の事業はグローバル展開、そして社会の少子高齢化時代の到来によって、外国人採用市場は大きく成長する可能性を秘めていて、業界は機会と脅威の併存時代を迎えている。断続的に起こる外国人受け入れの規制緩和や企業需要の拡大が進んでいる中、業界は外国人雇用サービス向けのアプローチを引き起こした。多種多様なサービス競争の中、現状では外国人人材サービス領域をリードする企業がいない状態と言える。この夜明け前段階では、いずれサービスを確立し、勝ち抜く企業が現れてくる。そのようなサービススタイルが多様な業界にあたって、Keiseiは、同業他社との差別化の工夫や、人事の独自目線から外国人雇用市場を理解して、紹介及び教育事業を進めることで、価値がある企業を築いてきた。創業からまだ7年、Keisei発展の歴史は、未知世界への挑戦の歴史である。これからも「Keisei」の企業理念のもとに、戦略ドメインを明確にし、そこでの戦略施策を地道に積み上げる事が、Keiseiの持続成長の為には必須条件である。本ケースでは、Keiseiが創立10周年の節目を迎える中、主人公である社長の張が、今まで経験を振り返って、事業課題を絞って、今後Keiseiの成長戦略のポリシーを定義して、次の具体的な展開を導き出す姿を描く。また現在のKeiseiは、過去に蓄積したノウハウを元に、事業が支えられているが、顧客開拓に対してのノウハウがなく、試行錯誤の繰り返しが続いても、まだ有効な方法が構築されていない。ただ、今後企業を継続成長させていくためには、環境変化に対応し、新たな価値や顧客を創造していく、ニーズの開拓手法・戦略が不可欠である。ケース内では、戦略の実行段階に至る主人公が、戦略で直面する問題についても合わせて論じる。

詳細情報

ケースID 16-1061
登録 2016
業界 職業紹介業
分析領域 総合経営
ページ数 25
言語 Japanese
ティーチングノート あり