アブストラクト
日本化薬株式会社は1916年に創業し、2016年に100周年を迎えた化学品メーカーである。100年の間に技術基盤を融合することでイノベーションを起こし事業拡大や多角化を促進、現在では機能化学品事業、医薬事業、セイフティシステムズ事業、アグロ事業の4事業で主な会社の売上を構成している。目指しているのは「ニッチ市場のグローバルNo.1」である。アスピリンやペニシリンなど当時の日本国民の健康向上に欠かせない医薬品を作っていた医薬事業は、1969年にブレオマイシンを発売したのを始まりとして、医薬品の中でも抗癌剤を主要製品とするニッチ戦略を取ってきた。本ケースは日本化薬が今まで行ってきた事業を分析するだけでなく、過去の経験から得られた知見を多角化戦略や新規事業に活かすにはどうするべきかを考える内容となっている。
詳細情報
ケースID | 16-1071 |
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登録 | 2016 |
業界 | 有機化学工業製品製造業 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 24 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |