アストラゼネカ(B)
アブストラクト
アストラゼネカ(以下AZ)がSGLT-2阻害薬を上市して間もない2014年6月13日、他のSGLT-2阻害薬の市販直後調査の結果から重篤な副作用が報告されたことを踏まえ、日本糖尿病学会から「SGLT-2阻害薬の適正使用に関するRecommendation」が発表された。重篤な副作用を発症した患者は適切な措置が遅れると死亡する可能性があり、安全性を重視する日本人医師からはSGLT-2阻害薬は糖尿病専門医だけが処方する専門的な医薬品であると考えられた。今回のような重篤な副作用の報告は海外ではほとんど報告されておらず、日本で独自にかつ早急に対応する必要があった。主人公である松本浩一が、どのようなアプローチで医師にSGLT-2阻害薬S-2の適正使用を促進し、かつ適応となる患者への処方を推進していくべきであるか検討する。
詳細情報
ケースID | 16-1079 |
---|---|
登録 | 2016 |
業界 | 医薬品製造業 |
分析領域 | リーダーシップ |
ページ数 | 6 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |