アブストラクト
アステラス製薬株式会社は医療用医薬品に特化した国内製薬メーカーである。2015年度の売上高は過去最高を更新、5年連続で増収増益を達成した。その一方で、近年創薬ターゲットは、低分子医薬品から高分子医薬品、細胞医療、DNAワクチンなど多様化してきている。こうした環境変化を受けて、アステラスでは2015年に新たな機会への挑戦に主眼を置いたvisionを発表、各研究所では研究開発及び生産体制の大幅な改革が求められている。本研究では、従来の主力製品に対する新たな生産設備導入の意思決定問題について、スタンフォード大学Ronald Howard教授が提唱する「意思決定マネジメント法」を適用し、戦略的代替案を立案することを目的とする。
詳細情報
ケースID | 17-1017 |
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登録 | 2017 |
業界 | 医薬品製造業 |
分析領域 | オペレーションマネジメント |
ページ数 | 21 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |