アブストラクト
住友重機械工業株式会社は、1939年にサイクロ減速機の生産を開始して以来、減速機メーカーとして国内の市場をリードしてきた。近年は先進国においてIndustry4.0に代表される情報処理技術と製造業の融合により、従来に比べ格段に生産性や品質を向上させる取り組みが国家レベルで行われつつある。一方で、減速機市場においても新興国が急速に拡大しており、特に中国の成長が目覚ましい。そんな中、住重の中期計画が発表されたが、3年後の数値目標に対し具体的な戦略レベルまで掘り下げる余地が残されていた。本ケースは、外部環境の変化によって、従来の強みに影響を受ける国内の機械メーカーが、今後さらなる成長を遂げるための選択肢を探るものである。
詳細情報
ケースID | 17-1123 |
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登録 | 2017 |
業界 | 一般産業用機械・装置製造業 |
分析領域 | マーケティング |
ページ数 | 35 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |