アブストラクト
葬儀社ティアは葬儀業界の古き慣習に風穴をあけるべく、葬儀価格の透明化や適正価格を打ち出して1997年に設立した。以来20年間「日本で一番ありがとうといわれる葬儀社」という目標のもと、順調に右肩上がりの成長を果たしてきた。今後日本国内の死者数は年々増加の一途をたどり、2040年には死者数がピークを迎え、現在の1.3倍に上ることが予想される。このことは一見、葬儀社にとってビジネス機会の拡大を約束するように見えるが、今日の葬儀業界は厳しい市場環境に置かれている。顧客ニーズの変化、葬儀の簡素化や縮小化、異業種からの新規参入などがあり、競争が激化する中で、ティアは事業戦略の見直しを迫られている。
詳細情報
ケースID | 17-1138 |
---|---|
登録 | 2017 |
業界 | 冠婚葬祭業 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 29 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |