アブストラクト
典型的な日本型製薬企業である武田薬品工業株式会社は圧倒的な営業力を武器に他社の追随を許さない大きな利益を上げてきた。しかし、近年の医療費抑制策や、新薬創出の難易度向上などの環境変化により、徐々に日本における優位性は失われつつある。製薬企業として持続的に成長を続けるためにはグローバル化が必須であり、武田薬品工業も外国人社長の就任や研究開発拠点の海外移転、成果主義の徹底など、目に見える形でグローバル化が進められている。一方で、日本の武田薬品社員のモチベーションは必ずしも高まっているとは感じられない。本研究では、マーケティング担当の寺田が新製品のローンチを手がける過程を通じて、変化の時を迎える社員のモチベーションを高めながら、成功へと導くための要因について解明する。
詳細情報
ケースID | 18-1005 |
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登録 | 2018 |
業界 | 医薬品製造業 |
分析領域 | リーダーシップ |
ページ数 | 34 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |