アブストラクト
国産木材は戦前から需要が高く、昭和初期には国内自給率は100%、独占に近い形から昭和中期には国産木材の需要は減少し、近年の自給率は20%前後まで衰退した。衰退理由として、安価で大量供給できる輸入木材に勝てず、新建材などに代替されたことだ。森林の管理が進めば、土砂災害の防止や水源の保全といった、新陳の恩恵を人間だけでなく山や川や海、生息する生き物にとっても持続可能な恩恵を受けられる。また、収違法伐採や輸送距離など海外木材の使用の可否も問われている。ところが日本の樹木は在庫として増加し続けている。日本の強みとなり得る木材業界の衰退脱却を通して、持続可能な社会を形成の可能性について記述した。
詳細情報
ケースID | 18-1042 |
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登録 | 2018 |
業界 | 建築材料卸売業 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 37 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |