アブストラクト
学生街で古書店を始めた個人事業主が、学生街ならではの課題とぶつかりつつ、古書店からの事業転換を求めてビジネススクールの門戸を叩いた。ビジネススクールで多くの刺激とともに新規事業に関する体系化された経営学の知識を得ることができた起業家は、実際に新規事業の企画を立案する。しかし、想定顧客や提供価値は次第に地域から離れて抽象的なものに置き換わってしまった。地域ビジネスの課題解決と継続的に存続するビジネスの形態は本当に存在しえないのか。改めて地域性の特徴を精査し、ビジネススクールで見落としがちな地域に根差したビジネスモデルの構築を検討する。
詳細情報
ケースID | 18-1106 |
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登録 | 2018 |
業界 | 書籍・文房具小売業 |
分析領域 | マーケティング |
ページ数 | 31 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |