スルッとKANSAI 2018
#Crisis #Management #and #Leading #Change #Designing #Organizations #Strategic #Thinking
アブストラクト
関西の交通機関における共通乗車サービスであるスルッとKANSAIは阪神淡路大震災を契機としてスタートした。かつてライバルであった鉄道会社同士が顧客価値向上を第一義で考えて会社を超えて利便性の高いサービスを提供することによりお互いの企業価値を高めることができた。従来の競合というフレームワークではでてこないサービスである。また、法律の壁や意見の会社間の深刻な対立・コンフリクトをむしろ奇貨として従来の延長線上では実現できなかったであろう新しい交通サービス「PiTaPa」(後払い式ICカード)を2004年にリリースした。このプロセスで基本的に資本関係のない企業同士が迅速にかつ顧客価値の高いサービスを作り上げることができたバウンダーレスな組織運営の方法について見ていく。また、資本関係の必要性、株式上場の意義についても見ていく
詳細情報
ケースID | 18-1162 |
---|---|
登録 | 2018 |
業界 | 他に分類されない事業サービス業 |
分析領域 | リーダーシップ |
ページ数 | 47 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |