松下幸之助 1894-1989

アブストラクト

『「経営リーダー」の「アイデンティティ」の高次の段階への発達は、どういった環境（経験）との相互作用によってもたらされるか』というリサーチ・クエスチョンに対して、『「経営リーダー」の「アイデンティティ」は、全6段階から構成される発達構造を持っており、前半の段階においては、従来の「リーダーシップ開発」研究で言われているような「成長に繋がる経験」も「アイデンティティ」の発達に繋がるが、後半の段階においては、その段階で求められる「Spirituality（自己超越的精神）」の獲得に繋がる獲得経験として「畏敬経験」や喪失経験として「重大な喪失経験」が必要になる。』といった仮説を検証する内容となっている。

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