日本電気株式会社 2019
アブストラクト
本ケースは1980年代から1990年代の日本電気株式会社(NEC)グループ企業の、日本電気ホームエレクトロニクス(NEC-HE)を取り上げ、NEC-HEの分割・解散の是非などのグループ経営戦略を検討するケースである。NECとNEC-HEの強み弱み、経営理念と組織運営、NEC-HEのグループ内の位置づけなどの観点からの論議を展開している。具体的には、経営者の意志決定の分析およびNECの事業部マトリックス組織の特徴から、NEC-HEが取るべき戦略を検討し、NEC-HEの解散がその後のNECの経営に与えた影響を考察する。外部環境変化が激しい状況下での両利きの経営の必要性や創発戦略の有効性を提示しているケースである。
詳細情報
ケースID | 19-1043 |
---|---|
登録 | 2019 |
業界 | 電子計算機・同附属装置製造業 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 24 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |