JSR 2018
アブストラクト
JSR株式会社は、1957年に国策会社として設立された日本合成ゴム株式会社を前身とする化学メーカーである。同社は合成ゴムや合成樹脂製品を扱う石油化学系事業に加え、半導体や液晶ディスプレイの製造プロセス向けのファインケミカル製品を提供するデジタルソリューション事業への多角化に成功し、第二の成長を遂げてきた。一方、成熟した企業が、イノベーションのジレンマに陥り、競争力を失うメカニズムは広く知られている。同社は、第三の成長の柱としてライフサイエンス事業への参入を決断した。本ケースでは、過去の成功要因とその影響を分析し、持続的成長を続けるために、経営者、従業員がとるべき行動について考える。
詳細情報
ケースID | 19-1053 |
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登録 | 2019 |
業界 | 有機化学工業製品製造業 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 32 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート |