アブストラクト
企業における不確実性の高い状況下での意思決定に焦点をあてる。長期的な視点と、短期的な視点の違いにより、リスク評価の考え方も異なることを考察する。世界的な自動車市場の拡大と、排ガス規制強化のトレンドの中で、急速に成長を続ける排ガス浄化装置市場だが、EV化という外部環境の大変化が迫っている。排ガス浄化装置関連部品の新規投資案件をベースシナリオとし、規制強化が進む新興国市場において、事業拡大を見込む事業部側と、長期的な投資回収に懸念を示す経営層側を対立軸として不確実性の高い状況下での意思決定の在り方について検討する。外部環境に関するデータ収集を実施し、検証、再仮説構築、再検証のプロセスでケースの調査を実施する。
詳細情報
ケースID | 19-1106 |
---|---|
登録 | 2019 |
業界 | 自動車・同附属品製造業 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 28 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |