アブストラクト
ファミリービジネスの特徴である「所有と経営の一致」により、権限の集中するオーナー経営者の適切な経営、ガバナンスについて検討することをテーマとしている。 碧海工機は、自動車部品を製造する中小企業であり、二代目社長の時代にオーナー企業の特長を活かして成長したが、三代目社長の独善的、排他的、利己的な経営により、退職者が増加している。 権限の集中するオーナー経営者が適正な経営を行うためには倫理観が必要であり、その倫理観を育成する場面として、事業承継のプロセスが有効であることを考察しているケースである。
詳細情報
ケースID | 19-1163 |
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登録 | 2019 |
業界 | 自動車・同附属品製造業 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 29 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |