アブストラクト
鉄鋼専門商社の収益源である鉄鋼メーカーは、2000年代の中国の台頭によって高稼働が続き採算も改善してきたが、設備の老朽化や度重なる災害に加え、国内市場に於ける需要の軟化と薄利によって単体で稼げない状況に陥っている。又、需要家である自動車メーカーもCASEを中心とした地殻変動の真っ只中にある。鉄鋼商社にとっても川上、川下両サイドの動向を踏まえた今後の舵取り一つで、競合商社に優位に立てる機会も含まれている。不確実性の中で、鉄鋼商社が過去からのビジネスモデルを維持できなくなるのは時間の問題である為、鉄鋼専門商社としてどのように企業変革を起こし、どのように新しい機能を生み出していくべきかを研究するもの。
詳細情報
ケースID | 19-1164 |
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登録 | 2019 |
業界 | 鉄鋼製品卸売業 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 41 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |