アブストラクト
航空産業は世界規模で市場拡大が期待される成長産業であるが、航空関連メーカーが、成長し続けるためには、継続した事業参画と設備投資が必要となる。本研究では、航空業界のような寡占市場における投資判断を「ゲーム理論」や「比較優位論」を用いて行い、その意思決定の有効性を提示している。 また、航空エンジン事業の主力事業であるMRO事業、およびRSP事業は、SCP戦略とRBV戦略をベースにしているが、1つの企業で、対照的な両戦略を併用することには様々な問題が生じる。本研究では、この両戦略の併用の妥当性について、成長段階、および内部・外部の環境といった視点で明示し、あわせて他業界での適用可能性について展開している。
詳細情報
ケースID | 19-1167 |
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登録 | 2019 |
業界 | 航空機・同附属品製造業 |
分析領域 | オペレーションマネジメント |
ページ数 | 25 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |