アブストラクト
石原興業合同会社は不動産管理会社である。アベノミクスの緩和政策により不動産業界は好調であったが様々なリスクを孕んでいた。本ケースには不動産業に関連するリスクを列挙したうえで特に市場変動リスク、すなわち経済危機の際にどのように立ち回るべきかを分析した。80年代バブル崩壊やリーマンショックという直近2回の経済危機の際、不動産市場の各プレーヤー達はどのように行動したかを述べ、市場から退場した者と生き残った者の行動から不動産賃貸業の適切な資本政策を検討する。また事業承継したことの責任と地域への社会的責任という利益とは異なる角度の経営ファクターを提示し今後どのような経営を採るべきか多面的に検討する。
詳細情報
ケースID | 19-1168 |
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登録 | 2019 |
業界 | 不動産賃貸業(貸家業,貸間業を除く) |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 39 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |