三菱重工業 2019
アブストラクト
防衛予算による防衛航空機の国内調達数が減少する中で、防衛事業の生産・技術基盤を維持する意義が描かれている。国家予算で戦闘機技術を培ったのは三菱重工のみであり、国内に同等の技術を有する企業は他に無い。防衛装備移転三原則の策定で海外市場へ事業拡大できる可能性があるものの、オーストラリア向け潜水艦では受注できず、海外への輸出もそう簡単ではない。しかしながら、事業の継続のためには、海外輸出は選択肢の一つである。戦闘機事業と防衛産業の現状を振り返り、事業継続のために防衛製品の海外輸出を積極的に展開すべきか否か及び防衛事業を今後どうしていくかを検討する。
詳細情報
ケースID | 20-1012 |
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登録 | 2020 |
業界 | 武器製造業 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 30 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |