アブストラクト
企業は、成長の過程でほとんどの場合、新規事業を立ち上げる。しかし、それらは多くの場合、事業を中断し失敗に終わってしまう。新規事業の関係者には、事業計画策定者と実行者、また、進捗管理者が存在する。その関係者は、どう進めれば、新規事業を成功に導くことができるのか。Taiho Pharma Singaporeのアジア市場拡大のケースをもとに、従来の実績基準型計画法と仮説指向計画法の手法の違いから、策定の課題点を考察する。また、進捗管理者の視点から、新規事業の継続に影響を与える重要なポイントを見落とさない管理方法を検討する。さらに、新規事業の成功要因と結果評価の関係性について議論し、複雑系のなかでの意思決定について理解を深める。
詳細情報
ケースID | 20-1028 |
---|---|
登録 | 2020 |
業界 | 医薬品・化粧品等卸売業 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 30 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |