アブストラクト
NTTファシリティーズは長期的に通信事業の建物インフラの構築・保守サービスを展開(ファシリティマネジメント事業)している。外部環境の変化によりフロー型のスクラップアンドビルドによる開発ではなく今後はストック型の構築保守サービスの需要が高まっている。構築後の保守は平均60年間の長期に及び、施工会社の駆付けサービスがテナント・オーナーとの接点であり建物健全性のチェック機能を兼ねている。 NTTファシリティーズは、不動産開発の加速化を狙って開発事業会社(NTT-UD)とM&Aを行った。一方で建設業界では戦後のデフレの影響で施工会社や職人が減少しており、これまでの職人芸でやっていた建物保守の在り方に変革を求められている。今後は、建設業界の事業継続と不動産開発のパイプライン拡大の両面について課題解決が求められている。
詳細情報
ケースID | 20-1045 |
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登録 | 2020 |
業界 | 土木建築サービス業 |
分析領域 | オペレーションマネジメント |
ページ数 | 29 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |