アブストラクト
静岡学院大学は、静岡県浜名市に位置する「地方大学」の「小規模校」である。日本における少子高齢化の問題により、地方都市の大学では生き残りを懸けた経営戦略が迫られていた。本ケースでは、主人公である静岡学院大学村木教授が中心となり、大学の再起をかけた戦略として、文部科学省「大学教育再生加速プログラム」の競争的資金を獲得し、フィリピン共和国ダバオ市へ海外進出を目指す。フィリピン教育省ダバオ市教育局と日本の大学との協定締結はこれまでに例がない。新規プロジェクトに取り組む大学の伝統的組織の変革と「地方大学」の新しい地域貢献の形として海外への進出戦略について考察する。
詳細情報
ケースID | 20-1098 |
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登録 | 2020 |
業界 | 教育,学習支援業 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 26 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |