アブストラクト
株式会社中川政七商店は、1716年に初代中屋喜兵衛が奈良晒の商いで創業した300年企業である。ケース主人公である13代社長・中川淳は入社後、工芸をベースにしたSPA業態を確立し、製造卸業中心だった同社を製造小売業へと転換させた。さらに、それまで社是や家訓のなかった同社に「日本の工芸を元気にする!」というビジョンを制定し、業界特化型の経営コンサルティング事業を開始、共存共栄のビジネスモデルを構築した。本ケースは、創業300年を超える老舗ファミリービジネスにおいて十三代中川政七を襲名した主人公が、次の100年を見据え企業や個人の在り方について模索するケースである。
詳細情報
ケースID | 20-1108 |
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登録 | 2020 |
業界 | 小売業 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 32 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |