関西電力株式会社 2020
アブストラクト
関西電力のBtoC部門を担当する森は、電力自由化と太陽光発電など分散電源普及で電力販売量・単価が年々低下することに悩んでいた。森は単純な電力販売を脱しようと、自社の電気ご使用量お知らせサイト「はぴeみる電」のプラットフォーム化を検討する。その過程でDXにおけるデータ活用の重要性と顧客の関心が高まるプライバシー保護を両立させ、新サービスを生み出すスキーム「情報銀行」に着目する。森は現在進展中のスマートシティ化がMaaS・再生可能エネルギー・デジタル化が一体となった産業革新であると気付き、プラットフォーム間の競争戦略を構想する。このケースは製造業などの非IT企業がDXにどう取り組むか考察したものである。
詳細情報
ケースID | 20-1121 |
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登録 | 2020 |
業界 | 電気関連 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 32 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |