アブストラクト
ABC製薬は製薬企業のなかでも、血漿分画製剤というニッチ領域に特化した企業である。その特殊性からその参入障壁は高く、血漿分画製剤領域ではグローバル1位企業である。強みはグローバル展開している血漿採取事業とプラズマセンターと呼ばれる製造加工拠点の統合によるコスト低減である。ニッチプレイヤーとして将来性と魅力を感じてMRのキャリアをスタートした主人公の橋浦であるが、昨今は特にMRのデジタルチャネルとの融合、売上至上主義に偏らない患者中心の医療の提案活動など、変化を求められる環境下にある。ABC製薬のMRとして、医療業界の一員としてのMRとして、橋浦がさらなる成長を模索し企業へ提案しようとするケースである。
詳細情報
ケースID | 20-1144 |
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登録 | 2020 |
業界 | 製薬業 |
分析領域 | リーダーシップ |
ページ数 | 26 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |