アブストラクト
株式会社豊日(トヨニチ)は創業以来、トヨタを主要顧客に自動車内装部品の設計・量産・販売をしてきた。2000年以降は日産へのシステム販売で売上を大きく伸ばした。リーマンショック以降、自動車メーカーが生産の海外移管を加速させるのに伴い、グローバル供給体制を急速に整備し事業を拡大させた。しかし、2018年度以降、売上は頭打ち、利益率は低迷し、更に2020年度はコロナショックで大幅な売上減・減益となる見込み。本研究はマクロ・ミクロの両面から「豊日」の現状と課題認識を検証し、短期的には収益のV字回復、中長期的には商品競争力の強化による拡販、持続的な成長を実現する戦略策定へ向けた考察を試みるものである。
詳細情報
ケースID | 20-1166 |
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登録 | 2020 |
業界 | 機械類 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 27 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |