アブストラクト
経営者の3つ視点、経済・法・倫理から、日本企業の変革における経営戦略と組織風土のジレンマと変革手法を研究する。 1)2011年の品質問題発覚の経緯とその後の調査結果から、発生要因を分析する。記録改竄や問題黙認が長期間発生した事例から、企業倫理と組織風土の関係性を検討・考察する。 2)活動の事例を通して、変革プロセスを考察する。活動の手法、従業員の反応、業績への影響、活動に対する障害などを通し、変革プロセスと変革の要件を検討する。 3)組織風土と組織モデル、組織モデルと企業倫理の関係性について分析し、変革をデザインする要件を検討する。その上で、組織と個人の倫理観の醸成という命題について考察する。
詳細情報
ケースID | 20-1171 |
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登録 | 2020 |
業界 | 機械類 |
分析領域 | リーダーシップ |
ページ数 | 26 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |