アブストラクト
2021 年に創業 240 年を迎える武田薬品は、2000 年代初めまでは生活習慣病治療薬を中心とした医療用医薬品を中心に安定した収益を確立してきた。しかし、医薬品ビジネス特有の「特許」切れによる製品サイクルと莫大な研究開発費のさらなる高騰、そして日本の置かれている少子高齢化と将来的な人口減少という問題を受けて、武田薬品は海外でのビジネスを更に加速させることになる。武田の戦略と、その目的について考察することで今後、他業界を含めて日本中心のビジネスだけでは現状維持も難しくなる企業が増えてくるだろう将来に対して、どのように環境変化に対応していくかを検討する。
詳細情報
ケースID | 21-1025 |
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登録 | 2021 |
業界 | 製薬業 |
分析領域 | マーケティング |
ページ数 | 41 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |