アブストラクト
1949年愛知県刈谷市に本社を設立した(株)デンソーは、いち早くアフターサービス業界に参入した。当時、散在する小規模の修理工場を集め、1954年にデンソーSS(サービスステーション)というサービス網プラットフォームを作り出した。24社からスタートし、2020年現在国内603社が加入、国内自動車アフターサービス市場の半分を占める。しかし、電気自動車の導入による修理パーツの減少、修理難易度の増加、更にSSの跡継ぎ問題に加え、SS網の魅力がどんどん薄れていく。MaaS・CASE時代に突入し、Rebron21活動の中、今後このSS網をどのように存続させるか、それともやめるのか、を考察する。
詳細情報
ケースID | 21-1085 |
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登録 | 2021 |
業界 | 自動車産業 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 28 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |