アブストラクト
2017年6月、スイス・バーゼルに設立された研究開発型製薬企業イドルシア社はアクテリオン社の創薬・研究部門をスピンアウトさせて設立した製薬企業。アクテリオンが保有していた11個の新規化合物を引き継いだイドルシア社は短期間で複数の新薬を上市できることが期待されて立ち上がった。そのイドルシア社の初の海外現地法人として設立されたイドルシアジャパン。同社の社長に就任したのはアクテリオンジャパンで創業以来17年間社長務めた人物。本ケースでは、日本法人が主導権を握りながら、組織の立ち上げ、新薬開発から承認申請、販売の準備を独自の戦略で推進していく過程をリアルに描き、外資系製薬企業の日本法人としてのアイデンティティの必要性について検討する。
詳細情報
ケースID | 21-1122 |
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登録 | 2021 |
業界 | 製薬業 |
分析領域 | ベンチャービジネス |
ページ数 | 37 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |