アブストラクト
豊田通商は1948年に設立された総合商社で、これまで主に自動車関連事業で成長してきた企業である。1980~90年代には自動車メーカーや部品メーカーのグローバリゼーションに伴い海外展開を加速、2000年代に入ると収益基盤の安定化を求めて、加商やトーメンとの合併により自動車産業以外へのビジネスドメイン拡大を推し進めてきた。さらなる事業領域拡大のため、同社は海外企業のM&Aを決定する。同社の歴史上で最も大きなM&Aにおける経営戦略上の狙いや意思決定を分析することで、意思決定やPMI/PMCIにおいて押さえるべきポイント等について検討する。
詳細情報
ケースID | 21-1138 |
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登録 | 2021 |
業界 | 卸売事業 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 29 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |