アブストラクト
野田工業製作所は、創業75年の金属加工を行う伝統的な系列サプライヤーであった。従来のビジネスモデルが、コモデティ化とプラットフォームビジネスの登場により価格交渉力が著しく低下し利益が出ない状態に陥っていた。そのため、2019年に新たな成長市場を求め、企業ビジョンとしてロボットシステムインテグレーターを目指すことを宣言した。しかし2年経過したが、ほとんど成果を得る事ができていなかった。主人公の専務取締役の野田裕紀は現状を打破すべく、いくつかの戦略を立て実行する事で、この事業を持続的に成長させていく方法を模索していた。企業で新たな事業を行う事の課題を分析、従業員に対するエンパワーメントを高めるにはどのような行動が必要かを考察するケースである。
詳細情報
ケースID | 21-1141 |
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登録 | 2021 |
業界 | 機械類 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 24 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |