アブストラクト
創業130年を迎える参天製薬は、大きな転換期を迎えている。谷内新社長のリーダーシップのもと、Become a Social Innovatorという長期ビジョンを打ち出し、新たな事業領域への挑戦を試みていた。しかし、その野心的な中期経営計画に対して実現可能性を示せず、従業員のモチベーション低下に加え、株式市場からの信頼をも失っていた。この状況に対して伊藤毅副社長の視点を通して当該企業の歴史を振り返り、過去の成長における成功要因を検討する。また、その成功要因に照らし、参天製薬における経営課題とその解決に向けた検討、ならびに企業経営における従業員の動機付けと事業の成否における関係を検討する。
詳細情報
ケースID | 22-1051 |
---|---|
登録 | 2022 |
業界 | 製薬 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 33 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |