アブストラクト
東芝ITサービスは、IT機器の据付やメンテナンスなどを手掛けている会社で、ビジネスモデルがリカーリングビジネスであることから業績は比較的安定していた。しかし、2015年に東芝グループ全体で発覚した不適切会計問題などによる経営危機からの再建途中であった2020年に東芝ITサービスで大手IT企業を巻き込んだ架空循環取引が発覚した。その影響で、ステークホルダーからの信頼を落とし、売上高も大きく下がっている状況となっている。また、市場環境の変化により業績の縮小が予測され、社内の課題も山積しているなかで、主人公である杉岡が、取締役兼技術統括責任者の立場で、会社の新たな成長に向けて新規事業や企業変革を模索するケースである。
詳細情報
ケースID | 22-1065 |
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登録 | 2022 |
業界 | 情報通信 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 30 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |