アブストラクト
医薬品ビジネスは人命に直結するため、製薬企業には患者中心主義、社会貢献の推進が強く求められるが、株主に利益を還元する営利団体としての立場や責務があること、多くの法的、あるいは業界の規制が存在すること、医薬品開発は不確実性が高い上に莫大な費用と期間がかかり、上市されても特許期間に集中して利益を上げて開発にかかった投資金額を回収しなくてはならないことなどから、社会貢献や啓発活動への永続的な投資が難しい。特許切れまでの限られた時の中で、CSVの観点から製薬企業が経営資源(ヒト・モノ・カネ)を効率的、効果的に活用して医療上の課題解決を図り、自社の利益と社会貢献の両立を目指す方法について検討する。
詳細情報
ケースID | 22-1066 |
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登録 | 2022 |
業界 | 製薬業 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 43 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |