アブストラクト
日本テクノシステムは、1984年に商品先物取引業界という金融ニッチ分野において、システム開発を生業として創業した。独立前からの人脈を活かしつつ、信頼を積み重ねることで、小規模ながらも確固たる地位を確立し、業界内で名の知れた存在になっていった。地歩を固めたところで、採用を強化し、業容拡大を狙った。しかし、商品先物取引の取引量減少と、システム開発の複雑化・高度化により、祖業の分野で苦戦することとなった。この苦境を脱し、創業50周年を迎えられるように、これまでに培った人脈や信頼を活かしながら、知見を発展・展開する成長戦略や、成長戦略の中核を成す人事戦略を検討する。
詳細情報
ケースID | 22-1094 |
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登録 | 2022 |
業界 | 情報通信 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 18 |
ティーチングノート | あり |