アブストラクト
財務官僚であった黒田東彦は、財務官を最後に退官し、アジア開発銀行総裁を経て、2013年3月20日、第31代日本銀行総裁に就任。就任後は、2013年1月22日の日本政府と日本銀行の共同声明である『デフレ脱却と持続的な経済成長の実現のための政府・日本銀行の政策連携について』を具体的に推し進めた。2013年4月の量的・質的金融緩和導入、日本で初めてとなる2016年1月のマイナス金利導入、2016年9月の長短金利操作導入など、大胆な金融緩和を主導した。2022年には他国が金利引上げに転じる中、金融緩和を継続、結果、急激な円安が進行。大胆な日本の金融緩和政策が日本経済および日本企業に与えた影響を検証する。
詳細情報
ケースID | 22-1103 |
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登録 | 2022 |
業界 | 金融・保険 |
分析領域 | アカウンティング |
ページ数 | 30 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |