アブストラクト
大手専門商社の、再建から次の成長に至る過程のマネジメントの成功要因を、パーパス経営の視点から検討することをテーマとしている。長瀬産業は、前社長である長瀬洋の強権的なリーダーシップによる再建後、その後を継いだ朝倉研二によるパーパス経営によって成長してきた。この過程において重要なことは、適切なパーパスの定義とパーパスの浸透であったことが描かれている。パーパスの要件、組織への浸透方法およびビジネスの持続可能性などの論点を分析し、パーパスによって社員が目的を見出し活動するパーパスドリブン型組織が、環境変化の激しい中での持続的成長に重要であることを考察してもらうケースである。
詳細情報
ケースID | 22-1124 |
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登録 | 2022 |
業界 | 商社 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 28 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |