アブストラクト
創業230年の老舗日本企業であり、かつて無借金経営であった武田薬品工業株式会社において、2017年、クリストフ・ウェバーCEOから6.2兆円という巨額のM&Aの提案をうけていた。意思決定機関の中で日本支社を率いる岩崎真人は、本国としてこの決断を支持すべきか否かで判断を迫られていた。買収が決まれば日本企業史上最大のM&Aとなり、日本の製薬企業として初のグローバルメガファーマの仲間入りをするが、多額の負債を抱えることとなり、株主、OBから構成される「武田薬品の将来を考える会」は、M&Aに反対している。230年の伝統を守りつつ、どのような成長戦略を描いていくべきかを追体験する。
詳細情報
ケースID | 22-1126 |
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登録 | 2022 |
業界 | 製薬業 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 28 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |