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黒田グループ株式会社 2023

#ビジネス倫理 #コーポレートガバナンス #事業戦略


アブストラクト

黒田グループ(旧 黒田電気)は、電子部品商社である。2000年に東証1部上場を果たし、2015年には業界トップクラスまで急成長する。一方で、その頃に株主となった旧村上ファンドと委任状争奪戦を繰り広げた。最初の争奪戦は黒田電気に軍配が上がったが、後に反対声明書の捏造、主力製品の販売低迷、取引先との取引中止等によって業績が急降下する。二度目の委任状争奪戦では、旧村上ファンドが推す社外取締役が選任され、2018年に黒田電気は上場を廃止する。本ケースは、あの日から5年が経過した2023年、自らが目指す「ものづくり商社」へ動き出す中で、主人公の細川(社長)が過去を回想しつつ、黒田電気は再上場するか否かを葛藤する姿を描いた。

詳細情報

ケースID 23-1034
登録 2023
業界 その他
分析領域 企業倫理
ページ数 15
言語 Japanese
ティーチングノート あり