アブストラクト
一般財団法人という法人形態と組織制度の中で、いかに持続的な発展を達成できるのかをケースを通じて考察する。かつては国の所管組織であり、現在も理事長は退官した役人が就任するのが通例である。主たる事業は官公庁(国土交通省、地方自治体等)やNEXCOからの公共事業に関する受託事業であり、定例的な業務が大半を占めている。年齢とともに自動的に給与が増えていく制度も相まって、前例を踏襲することが第一で新たなことへの挑戦をすることを忌避する文化が形成されている。このような企業において、技術の進歩や社会の変化を捉え、より積極的な事業展開を行い、社会に貢献できる組織を目指すために必要な制度や打ち手とは何かを考察する。
詳細情報
ケースID | 23-1050 |
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登録 | 2023 |
業界 | 教育・行政 |
分析領域 | マーケティング |
ページ数 | 13 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |