アブストラクト
2010年頃から民間のみの資金で教育機会の平等を実現するための学習支援を提供してきた無料塾は、ひとり親の増加といった社会的背景から生まれる子どもの貧困への認知とともに広まってきた。運営のリソースのほとんどを寄付という民間資金とボランティアという労働力で構成される無料塾・東海つばめ学習会の活動を通して、行政、家庭、企業、地域社会それぞれが担う教育について検討する。また、同じような社会的背景から出現したこども食堂の全国への拡大と比較しながら、無料塾が抱える構造的な課題について検討し、無料塾の提供価値や持続可能性について議論する。
詳細情報
ケースID | 23-1104 |
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登録 | 2023 |
業界 | その他 |
分析領域 | ベンチャービジネス |
ページ数 | 32 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |