アブストラクト
日本企業のデザイン思考教育の課題を明らかにするため、大学院のデザイン思考教育に注目し、慶應義塾大学の二研究科の担当教員2名に各研究科のデザイン思考教育についてインタビュー調査を行った。その逐語録を質的研究法の代表的分析方法のM-GTAによって分析し、「説明図」と「ストーリーライン」を作成した。次の考察を得た。①組織開発ではカルチャーづくりとマインドセット②人材開発ではトレーニングによる理論の実践知化③評価制度では学習者の習熟度確認がそれぞれ重要である。研究の限界は分析データのサンプル数の少なさにある。本研究の成果は日本企業のデザイン思考教育の解決方法を示す。
詳細情報
ケースID | 23-1105 |
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登録 | 2023 |
業界 | 教育・行政 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 26 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |