アブストラクト
創業 357 年の老舗専門商社「イワサワ商事株式会社」のもとに、同業の専門商社「出井物産株式会社」から協業の提案が突然舞い込んだ。イワサワ商事は表面的に良い業績で推移しているが、多くの課題を抱えていることを、経営企画部長である益子貴洋は誰よりも理解している。創業 360 年に会社が無くなっていることはないだろうが、その先の 370 年までイワサワ商事は存続しているのだろうか?長い歴史から分かっていることは、変化しなければ生き残っていけないということである。企業文化、ビジネスモデル、経営課題が異なる企業の M&A の意思決定を株主の立場、従業員の立場の両方から考察することで、企業経営の在り方を考えるケースである。
詳細情報
ケースID | 23-1110 |
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登録 | 2023 |
業界 | その他 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 38 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |