アブストラクト
本ケースでは、過去の2度の大規模システム障害を踏まえ老朽化したシステム刷新を決断し、巨額の投資を決断したメガバンクを題材としている。巨額の投資にも関わらず、新システムやその周辺システムで立て続けに障害が発生し、金融庁や財務省が行政処分を下し経営幹部の引責辞任に繋がった。新システムの開発やシステム障害に焦点を当てつつ組織面より分析を行う。それにより、「過去の失敗」や「企業における情報システムの価値とリスク」にどのように向き合うか、また「デジタル技術の活用により企業の競争力を向上させる」にはどのようにすべきか議論する材料としたい。
詳細情報
ケースID | 23-1159 |
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登録 | 2023 |
業界 | 金融・保険 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 21 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |