第123回ビジネス公開講座を開催〜『「100年に一度の大変革」/日本の自動車産業は生き残れるのか』〜
日本を代表するプロフェッショナルをゲストスピーカーに迎え、見識を広げる場として2002年から開講している本学の「ビジネス公開講座」。新型コロナウイルス感染拡大により2020年度&2021年度は不開催となっていましたが、本年度第123回を2022年12月14日に、名古屋校にてハイブリッド形式で開催しました。
今回のテーマは『「100年に一度の大変革」/日本の自動車産業は生き残れるのか』で、経済ジャーナリストとして活躍されている安井孝之氏に自動車業界の最新の動向についてご講演いただきました。
安井氏は、東京工業大学大学院を修了後、30年近く経済記者として日経ビジネスや朝日新聞で産業界と経産省、財務省などの経済官庁を取材し、『2035年「ガソリン車」消滅』や『これからの優良企業』なども出版されました。
本講座では、安井氏から、GAFAなどの異業種の自動車産業への参入やカーボンニュートラルを背景とした世界的なEV化の波の影響を踏まえ、自動車産業は「100年に一度の大変革」を迎え、大きな変化が押し寄せている現在の状況から、今後の日本の主力産業である自動車産業が今後も生き残っていくために何をすべきかという点について、世界的な視点でご提言いただきました。
本学のメインキャンパスがある愛知県はトヨタ自動車のお膝元ということもあり、自動車関係のお仕事に従事する多くの方々にご参加いただくことができ、参加者の鋭い視点による質疑との応答も交わされました。