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ビジネス公開講座特別講演を開催:ChatGPTと問いかけの力〜プロンプトエンジニアリングを超えて〜

名古屋商科大学ビジネススクール東京校は、ビジネス公開講座として、野々村健一氏を講師としてお招きし、人工知能時代における「問いかけの力」に焦点を当てた特別講演会を6月21日に開催しました。

この特別講演会は、本学東京校ディレクターの北原康富教授(専門分野:イノベーションや意思決定)の司会進行により始められ、野々村氏の講演の後、問いかけの力がビジネスやクリエイティビティに与える影響について参加者とともにディスカッションが行われました。 参加申込者は募集定員を大きく上回り、今回扱うテーマに多くの方に関心を寄せていただきました。本学MBA/EMBA修了生、在学生、および外部からなる参加者40名が、活気に満ちた楽しみながら学びを深める場となりました。

講師の野々村氏は、前IDEO Japanのマネジングディレクターであり「0→1の発想を生み出す『問いかけ』の力」の著者でいらっしゃいます。今回、野々村氏からは、大規模言語モデル(LLM)の出現とその影響、そして問いかけがLLMや人間のクリエイティビティと問題解決力にどのように影響するかについての深い洞察が話題として提供され、北原教授と野々村氏との対話に引き続き、参加者からの質問と討議が続きました。会場は活発な意見交換で盛り上がり、参加者全員が積極的に議論に参加しました。本講演会でのクライマックスは、参加者が考えた「ChatGPTを使った面白いビジネスアイデア」をChatGPTに審査させるというユニークなセッションでした。最もクリエイティブなアイデアを出した5名の参加者には、野々村氏の著書「0→1の発想を生み出す『問いかけ』の力」がプレゼントされました。本講演会は、LLMがビジネスにどのような影響を与え、どのように活用すべきかを考える参加者にとって有意義な場となりました。